NGT CYBERSECURITY / INSIGHT
攻撃や不正アクセスに、気付ける状態ですか?
対策を入れた後も、「何が見えていて、誰が確認するか」を確かめます。
ログは、システムの出来事をたどる記録
ログイン、設定変更、端末の動作などの記録は、普段と違う出来事を調べる手掛かりになります。すべての操作や攻撃が記録されるとは限らず、取得する範囲と保存期間によって確認できることが変わります。
検知ツールの警告には、確認と判断が必要
EDRなどの端末向け対策や、複数の記録をまとめる仕組みは、異常を見つける助けになります。ただし、警告が本当に危険か、対応が必要かを見極める運用も必要です。
EXAMPLE / IDS & IPS
「気付く」と「止める」を、分けて考える。
ネットワークの通信を調べる仕組みには、IDS(侵入検知システム)とIPS(侵入防止システム)があります。役割の違いを、簡略化した構成例で見てみましょう。
監視用の通信を分析し、警告します。この構成のIDS自体は、通信を遮断しません。
検査・遮断→社内システム
通信経路上で検査し、設定したルールに基づき遮断します。業務に必要な通信を止めない調整も大切です。
図は役割を説明する構成例です。設置場所や機能は、製品・ネットワーク・クラウド環境により異なります。参考:Suricata公式:IDS/IPSの説明
導入を考えるときに、合意しておくこと
どの通信を守るか、警告を誰が確認するか、何を自動で止めるか、誤検知や機器障害で業務に影響が出たときにどう戻すかを整理します。どちらも、すべての攻撃を見つけたり防いだりできるわけではありません。
支援例:御社の重要業務から、監視対象・遮断ルール・担当者・確認手順・停止時の対応を一緒に検討します。
件数だけで、安全・危険を決めない
警告が少ない理由は、問題がない場合だけでなく、確認対象が限られている場合もあります。確認した範囲、内容、対応結果、未確認の点を一緒に見ることが大切です。
気付いた後、誰が判断するか
連絡先、対応時間、端末を切り離す権限、専門会社へ相談する条件を事前に整理します。ツールの導入と、異常時に動ける体制を合わせて考えます。被害の拡大防止、影響調査、重要業務の復旧、再発防止まで、担当と手順を決めておきます。